さかぽんブログ

教育業界の経営者の視点

家庭教師あすなろの授業料・料金が安い訳

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家庭教師業界には極端に授業料が安い会社が存在します。

一般的な家庭教師の場合、授業料は1時間あたり3000円~4500円程度ですが、首都圏の家庭教師のあすなろの場合、本記事作成時の1時間あたりの料金は下記となります。

小学生 2,000円(税込)
中学生 2,000円(税込)
高校生 2,250円(税込)

上記の授業料と併せてご覧頂きたいのが教師の時給です。

本記事作成時のマンツーマンの場合の時給は2,000円~2,750円です。

うん、破綻してますね 笑

家庭教師あすなろ以外にも授業料が激安の家庭教師はいくつか存在します。本日は教育業界の経営者として、なぜこのような授業料で成り立っているかを暴いていきます。

安い理由1:会費が高い

月額会費の幅はおおよそ2,000円~5,000円程度となります。一方で家庭教師のあすなろの場合、、、

9,800円なんです。平均と比較し段違いに月額会費が高いことが分かります。

一般的な家庭教師の場合、授業時間によりますが、生徒一人あたりの利益が平均一万円前後となります。つまり家庭教師のあすなろは授業料では会社として利益を得ていなく、月額会費で利益を上げている会社とりなります。

授業料で利益を得ていないタイプの家庭教師としてのメリットは長時間の授業を依頼する場合でも月あたりの料金が変動しにくいことです。

長時間の授業をマンツーマンで希望する場合は家庭教師あすなろは魅力かもしれないです。

ただ残念なのが家庭教師あすなろの料金のページには会費についての記述が一切ないことです。授業料が安い!!と思っても授業料以外に料金が発生しないかは是非調べてみてください。

安い理由2:教材が高い

市販のテキストの場合、2,000円前後となります。例えば中学受験、高校受験の対策としてよく使われている塾技も税込で2,000円前後となります。

一方で家庭教師のあすなろの場合、一教科あたりの教材費が月額4,100円で、年換算した場合、49,200円となり、市販のテキストの20倍の費用となります。

もちろん市販に比べ販売数が少なくなるため、料金が多少高くなることは理解できますが、それでも高い印象があります。

ただ家庭教師のあすなろで教材費を支払う場合、月額会費を支払う必要がないため、当該教材費には会費も含まれていると考えるのがいいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?家庭教師を選ぶ際は授業料だけではなく、「会費」、「教材費」にも注目してみてください。入会金が高いケースもありますが、 入会金が高いケースはほとんどないため、今回は割愛します。

読者の皆様の家庭教師選びに少しでも貢献できたら幸いです。